28歳女性の矯正あるある体験談
私は上側の歯列のみ矯正しました。3段階で行われました。まず、拡大装置という器具を留置するという治療を行いました。これは、右側と左側の奥歯に金属の輪っかをはめて、その両方の輪をワイヤーでつないだ器具です。私は口内の横幅が狭く、出ている前歯を引っ込めるスペースがありませんでした。歯並びを整える前に横に拡大させる工程を挟めば、歯の間に余裕が出て、矯正がスムーズであると聞いたのでやることを決めました。その後、歯にブロックをくっつけてワイヤーを通す矯正を行いました。緩いワイヤーから徐々に強度を上げたきついワイヤーに変えていくことで、治療が進みました。歯列が整ってきた頃に、ブロックとワイヤーを外し、自分で取り外しを行うマウスピースの治療に移りました。マウスピースの装着時は、比較的太いワイヤーが見えてしまいますが、基本的には夜間寝ている時間帯のみの装着でよいとのことだったので、昼間は無治療でした。マウスピースを忘れず付け続けることで、歯にブロックとワイヤーを付けて整った時の状態を保つことができたので治療が終了しました。
税込44万円でした。初回相談の受診から、最後の検査とフィードバックまでが約2年の期間でした。最初の拡大装置を約2か月間付けた後、歯にブロックとワイヤーを付けた治療を約1年間行いました。その後、約8か月間はマウスピースに切り替えて治療を行いました。
通いやすい場所にあり、初回受診時の先生の親切さが心に残ったので、通う歯科を決めました。また、その歯科の値段は、インターネットで調べた情報や、私の想像とあまりかけ離れていませんでした。正直、安価ではありませんでしたが、高価でもないため、決めました。先生の親切さや丁寧さを感じたのは、目立つ矯正はしたくなかったものの、確実に効果を得られる矯正をしたいという私の気持ちを汲み取り、治療の提案をしてくださったからです。矯正をしていることが目立つので、歯に付ける治療はためらわれましたが、卒業式や入学式などの写真を撮る機会が多い時は、ワイヤーを外して目立たない工夫をすることが可能とのことでした。受験シーズンも痛みの影響が出ないようにと、一時的にワイヤーを外したり、緩めのワイヤーに変えている患者さんがいるとのことでした。また、これに伴う追加料金も発生しないとのことでした。この治療だと、年頃の私も矯正が目立つことを気にしすぎずに治療を進められると思いました。確かに、待合室で待っていると同じ年代の女性の患者さんが多く、目立たなくする選択肢があるからみんな通っているのかなと、納得させられる光景でした。また、細やかに何段階にも分けて矯正をしていくことも、わかりやすい先生の説明により、「なぜそれぞれの治療が必要か」が素人の私にもわかりました。
歯にブロックとワイヤーを付けた時に、チューイングキャンディーを食べてしまいブロックにくっついて、ブロックが歯から取れてしまいました。取れた時は少し痛みを伴いました。ブロックは飲み込まず紛失しなかったので、保存しておいて数日後に歯科に行って付け直してもらいました。受診の必要がないタイミングで一度受診しなければならず、迷惑をかけてしまいました。また、歯にブロックとワイヤーを付けた後、数日間の夜間就寝時、違和感と歯が締め付けられている痛みで、眠れなかったことを覚えています。どうしようと思っている間にすぐに慣れたので、痛みは解消されました。また、矯正期間はカレーを食べることを避けていました。ブロックや、ブロックとワイヤーの間にかぶせるゴムは白色ですが、色の濃い食べ物や飲み物により、すぐに色移りしてしまいました。特に、黄色いカレーはブロックが黄ばんでしまい、歯全体も黄ばんで見えるのではないかというのが不安だったので、食べないようにしていました。また、食べ物は矯正していない時と比較してどうしても詰まりやすいです。それまで、一般的な歯ブラシしか使っていませんでしたが、ヘッドが小さい歯間ブラシで歯と装置の間の汚れを掻き出すようにして、時間をかけて歯みがきを行う必要がありました。
口周りが目立ちすぎなくなったねと言われた時に、矯正してよかったと感じました。私は矯正前、顔のバランス上、目が細かったため歯が目立っていました。また、その歯もガタガタとした並びであり、私も母も改善したいと思っていました。しかし矯正後は、きれいな歯が控えめに見えるようになりました。矯正前は口を開けて笑うことをためらっていましたが、今は楽しい時は、歯並びなどを気にせず思いっきり笑うことができます。自然に笑えるようになったことがとても嬉しいです。
矯正は時期が早すぎるということはあまりないようです。少しでも歯列が気になる時や矯正に興味がある場合は、歯科に一度相談してみるといいと思います。私は入学式や卒業式などの行事の際に矯正装置が目立たないよう工夫してもらいましたが、そもそも早い時期に矯正を始めていれば、多くの行事があるタイミングでの矯正継続を避けることができました。私は歯科に行くまでためらってしまいましたが、勇気を持って歯科相談に行くことをアドバイスします。